テープ起こしと一口に言っても、その業務内容は多岐にわたります。取り扱える言語はもちろんのこと、字幕、ケバ取り、素起こしなどのほか、企業によっては各種講座や速記者の派遣なども行っています。自身の希望に合わせた業務を行っている企業を探しましょう。当サイトで紹介しているテープ起こし会社の中から、大阪にある会社を一部紹介。
法律系の分野をメインに取り扱っている企業です。口述から各種大会やシンポジウムの議事録など、幅広い業務を行っています。裁判法廷用の証拠音声も取り扱っており、通常の音声データの3倍という時間を費やして、丁寧かつ確実に作業を行います。その作業を担当するのは十分な知識と経験を持つ一級速記士なので、クオリティの高いテキストが期待できるでしょう。ほかにも、元裁判官速記者などといった優れた経験を持つライターが多数在籍しているので、さまざまな案件に対応可能です。
また、ワードワープは速記者の派遣も行っています。地方公共団体、審議会、議事録や各種団体の議事録の作成に便利です。
99年から企業のインタビュー記事や販促冊子の作成を行っている会社です。官公庁・印刷会社・広告代理店・経営コンサルタントなど、さまざまなジャンルの文字起こしの実績があります。各種学校や病院、歯科医学会からの依頼も受け付けています。
フィールド55では、「逐語起こし」「ケバ取り」「製文」の3つの形式でテープ起こしを行っています。「逐語起こし」は音声データをそのまま文章に起こす方法で、裁判に用いる証拠文などに適しています。「ケバ取り」は言い直しや重複を取り除きながら文章に起こす方法で、インタビューや議事録の記録に用います。「製文」は書き換えや語順の調節を行い、伝わりやすい文章に書き直します。
TAKA工房は、音声起こし・書き起こし・文字起こし・テープ起こしをメインで行っている個人事務所です。WAV・MP3・WMAなどの音声ファイルのほか、カセットテープ・MD・CDに録音された音声、ICレコーダーで録音した音声ファイルなどにも対応しています。見積もりは無料なので、気軽に問い合わせてみましょう。日本語のほか、英語にも対応しています。
作業内容は、製文、素起こし、逐語起こしの3種類です。製文は言い間違いなどを修正しつつ文章に起こすので、講演会のテキストや印刷物の作成に適しています。素起こしは明らかな言い間違いな言葉の乱れ以外をそのままテキストに起こす作業で、インタビューなどに向いています。逐語起こしは音声をそのまま文章にするので、発言記録や訴訟関連に役立ちます。
タイナーズでは、テープ起こしに対して「納期を守ること」と「テキストを正確に作成すること」を最大の目標として掲げています。ただ単に早いだけではなく、正確なテキストを作成できる秘密は、2段階での作業体制です。依頼内容を精査した上で作成された原稿を別の担当者がもう一度チェックし推敲することで、テキストの完成度をさらに向上させるのです。
なるべく早くテキストを納品してほしい場合には、「翌朝10時納品コース」がおすすめです。昼の1時までに音声データを送付すれば、曜日関係なく翌日10時に仕上げます。納期の関係上データ送付はメールのみ、音声データは2時間までという制限はあるものの、急いでいる場合には非常に便利なサービスだと言えるでしょう。
講演会、対談、インタビューなどさまざまな場で録音された音声データのテープ起こしを受け付けています。取り扱い媒体は、ICレコーダー、カセットテープ(2倍速対応)、MD(LP対応)、各種メモリーカード、 CD、DVDと多岐にわたります。
テープ起こしのタイプは、作業内容によって1~4のタイプに分かれているので、適切なものを選びましょう。納品ファイル形式はテキスト形式となっていますが、要望があればそれ以外のファイル形式での納品も可能です。