テープ起こしの仕事を受ける際に必要なスキル・道具
資格は必要なのか?
テープ起こしの仕事を受ける際、特に資格が問われることはありません。ただ、資格があれば、自分の技術レベルを相手に伝えることはできますので仕事の受注アップにつながる可能性があります。
テープ起こしに資格は必要なくても、知っておくと良い知識や持っておきたいスキルはありますので順番に説明します。
あったらいい知識
持っておきたい知識は、国語力と一般常識です。国語力は一朝一夕で鍛えられるものではありませんが、一般常識を身に着ける上で新聞やWebのニュース記事などに多く目を通していくことで、最低限の国語力は身についていきます。
国語力をアップするためにおすすめの書籍やドリルをご紹介しますので、自分の国語力を向上させたい方は、ぜひご一読ください。
- 「ほんとうの「国語力」が身につく教科書[改訂版] (国語力検定オフィシャルテキスト)」
- 「ほんとうの「国語力」が身につくドリル〈1〉 (国語力検定公式問題集シリーズ)」
- 「ほんとうの「国語力」が身につくドリル〈2〉 (国語力検定公式問題集シリーズ)」
持っておきたいスキル
持っておきたいスキルは、パソコンに関するスキルです。具体的にどのようなスキルがあると良いか挙げます。
- ブラインドタッチでのタイピング
タイピングスピードがテープ起こしの効率アップに直接響きます。毎日入力作業を続けることでタイピングスピードは上がっていきますので練習あるのみです。自分のタイピング速度を測定できるサイトもいくつかありますので、毎日練習してみましょう!
- Microsoft Wordでの文書作成および校閲の知識
パソコンがWindowsマシンなら、Microsoft Wordで文書を作成できるようにしておきましょう。多くの場合、納品形式としてMicrosoft Wordを要求される場合が多いです。Microsoft Wordには、文章を校閲できる機能があり、テーブ起こしで作成した文章のチェックにも使えますので便利です。
- 電子メールの送受信
仕事のやり取りの多くは電子メールを使う場合が多いので、パソコンでの電子メールでメールの送受信ができるようにはしておきたいものです。
- 音声データをスピードを落として再生する方法
音声データの再生ソフトは大抵のパソコンに標準でインストールされていますが、テープ起こしをする際は、スピードを落として再生したい場合あります。最低限、音声データをスピードを落として再生する方法ぐらいは知っておきましょう。
そろえておきたい道具
テープ起こしの仕事を受けるためにそろえておきたい道具をご紹介します。
- パソコン
MacやWindowsなど色々な種類がありますが、パソコンショップの店員さんに用途を説明して、おすすめの機種を聞いて購入の産雇にしてみると良いでしょう。テープ起こしのしごとをするだけならWindowsのパソコンが無難ですが、Macでも仕事は可能です。
- ネットワーク環境とメールアドレス
仕事の受注やクライアントとのやり取りに、ネットワーク環境は必要です。これまでスマホだけでインターネット接続を済ませていた場合でも、パソコンでインターネット接続できるように環境を整えましょう。メールアドレスも必要ですが、近年はGMailアドレスを求められることもあり、プロバイダのメールアドレスにこだわらなくてもよくなりつつあります。
- パソコンにインストールしておきたいソフトウェア
テープ起こしの仕事をするのに最低限必要なソフトウェアも用意しましょう。
「ワープロソフト:Microsoft Word推奨」
「音声ソフト:Express Scribeやokoshiyasu2など」
「校正ソフト:Microsoft Wordの校閲機能など」
「テキストエディター:サクラエディタなど」
- イヤホンやヘッドフォン
長時間音声を聞き続けるテープ起こしの仕事では必須です。雑音が聞こえなくなり聞き取りやすくなります。
- 国語辞書の類
言葉の意味などが分からなくなる場合、パソコンで調べるよりも、手元の辞書で調べる方が効率がいい場合があります。以下のものをそろえておくと、迷った時にすぐ確認できておすすめです。
「日本語の正しい表記と用語の辞典」
「NHK 新用字用語辞典」など
テープ起こし業者を料金比較 おすすめ業者ガイドはこちら
質の高いテープ起こし業者3選
(60分を3営業日納品の場合)